真夏の太陽が神宮寺を照りつける。
人工的な音から隔絶された
小世界が広がる新宿中央公園で見かけた
一匹の犬が神宮寺の記憶を
静かに揺り動かす。
記憶の片隅でセピア色に変わってゆく思い出。
今にも壊れそうな透き通った瞳を持つ少年。
あの日出会った少年は
神宮寺の心に何を残していたのか。
神宮寺シリーズ第四弾
探偵 神宮寺三郎『時の過ぎゆくままに』
プロローグ
事件解決へのヒント